谷中 松野屋 
「荒物」今ではあまり聞かなくなったこの言葉は、ほうき・ちりとり・かごなどの日用品を指すそうです。谷中銀座横・夕焼けだんだんを上がった先にあるこのお店には、日々の暮らしをちょっぴり豊かにしてくれるアイテムが所狭しと並んでいます。扱っている品はどれも、店主の松野さんが実際に全国を周って見つけてきたもの。たとえば、銅でできたおろし金。刃先を丹念に磨き上げており、大根の繊維を潰すことなくみずみずしいおろしに仕上がります。手仕事のため形が不揃いなものもありますが、それもご愛嬌。大量生産では出せない味わいは使うほどに愛着が湧き、暮らしを営むとはなにかを教えてくれている気がします。それでいて値段はお手頃なので、海外の方がお土産に買っていかれることもしばしば。職人さんが誇る手仕事とこだわりをぜひ、その目で確かめてみてください。店先にまで並んだ愛らしい品々が目印です。(マリ)

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