hanare
朝、鳥のさえずりで目が覚める。琉球畳の上に敷いた布団はふかふかで、まだまどろんでいたいと思う。不思議な模様をしたガラス戸から朝日が差し込んでいて、それがとても美しい。

玉手箱のようなアメニティボックスから歯ブラシを取り出して歯を磨く。身支度を整えたら旅をする朝食を食べにHAGISOまで散歩だ。日中はレセプションで教えてもらった素敵な場所をレンタルサイクルで巡り、お土産は谷中銀座で買う。疲れて戻ってきたら銭湯へ行く。下町の銭湯は少し熱めで気持ちがいい。お腹が空いたらレストランの代わりに街の定食屋さんへ行こう。ローカルな人たちと何か楽しい出来事が起こるかもしれない。

hanareは、一つの建物で完結する宿ではなく、「まち」を一つの宿と見立てるまちやどだ。ただ寝るための場所では無い宿の形がhanareを中心にこの町にはあって、全てが心地よく組み合わさりながら旅人を包み込んでいく。なんでもない日常の中にある非日常を、僕たちは知らない町から学ぶことができる。hanareに泊まれば、きっと自分の生活の中にある非日常を感じることが出来るはずだ。(橋原)

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